松江まち展

とき:4月6日(土) 〜 14日(日)

締めやすさにこだわった博多織に描かれる松江まちの世界

やさしい色が奏でる物語

民族衣装を着て、思い思いに楽器を奏でる人々。
あちらこちらへ動き回り、忙しく働く市場の人たち。
牛を引き連れ、農作業へ向かう農民。。。

松江まちさんの着物は、どれもが「物語」を内包しています。
とくに、松江さんの作品に描かれた「人」は、生き生きとしたストーリーを映し、今にも画面の中で動き出しそうな躍動感があります。
きっと誰もが小さな頃にワクワクしたような、おとぎの世界が描かれています。

やさしい染料

そして、作品づくりへのこだわりは、素材にも。
一枚の型の中でそれは巧妙に語られ、化学染料は一切使っていません。
それらは自然の優しい染料によってつくられ、それによって自然染料特有の優しさを表現してくれています。

しかし、自然染料の扱いはそう簡単なことではありません。(私たちも草木染めをするので自然染料の難しさは痛感しています…)
顔料はざらざらして、洗うと色落ちしやすいため、大豆の汁で、なんと三時間も練るのだそうです!こうすると色落ちはもちろん、変色も防げるといいます。

自由な表現と、伝統的技法

こうして松江さんの作品は、伝統柄に捉われない、自由な発想と大胆な構図とは裏腹に、その技法に関しては実に伝統を貫いています。
下絵のデザインから紙彫り、糊置き、色挿し、蒸し、水元、仕上げに至るまで、全てを一人でこなし、昔ながらの技法にこだわっているのです。

<スタッフ感想>
日本や西欧の昔話や、動物などの図柄なのですが、顔料の落ち着いた色のせいか、不思議と大人の絵画という印象なんです。色数が少ないのもその理由だと思います。なので、着物と合わせる時も、帯がうまく着物にマッチするんですよね。ちなみに、多くはないんですが、抽象柄の作品も個人的には好きです。


松江まち展
ところ:銀座とみひろ(銀座コア5F)
とき:4月6日(土)〜14日(日)
問合せ:03-6274-6034

◉作家来場:4月6日(土)・7日(日)◉

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です