みなさん、こんにちは。そして明けましておめでとうございます。
年明け早々、成人式をはじめコロナで混乱しておりますが…
当店は、いつもと変わらずゆったりと営業させていただきます。
1月8日(金)から始まります「小林義一・鈴木麗雅展」も変更なく開催予定です。
今回は二人の伝統工芸士をフォーカス。
ひとりは、「極柄 江戸小紋」の技を継承し、若くして伝統工芸会正会員となり、第一線で活躍し続ける小林義一。
極柄(極めて小さな柄)の江戸小紋を、手作業で作り続ける、現代では数えるほどしかいない工芸士です。
もうひとりは、東京友禅の技法を用いつつも、“いわゆる友禅”らしくなく、牧歌的な風景を写したような優しい染め作品をつくる鈴木麗雅。
鈴木麗雅は、もともと山形県の出身。東京で修行後、現在は仙台に住み作品を製作しています。
どこか懐かしい日本の情景を感じられる作品です。
通常、織物の展示が多い当店ですが、今回は新年という節目ですので、「染め」を取り上げてみました。
染めというと、何方かと言えばフォーマルなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、江戸小紋は帯次第では、フォーマルにも、そしてカジュアルにも楽しむことができる便利なお着物です。
そのため、いくつになっても長く着ることができるお着物になります。
「私はやわらかモノは着ないわ…」という方には、冒頭画像の「つくし柄」のような、「こんな柄もあるの!?」とクスッと楽しい江戸小紋もおすすめです(題して、「つくしづくし」コーディネート)。紬着物と同じように、シャレ名古屋帯を合わせて楽しんでいただいてはいかがでしょうか。
そして今回は、コロナ禍で落ち込むキモノファンの皆さまを勇気づけたい!と、当店だけでなく、お取引先様も頑張ってくださっています。
当然店内は三密対策を行っておりますので、安心してご来店ください。
新年、皆さまとお会いできますこと楽しみにお待ちしております。
催事詳細
【小林義一・鈴木麗雅展】
とき:1月8日(金)〜17日(日) 11:00~20:00
ところ:とみひろ(表参道店)
お楽しみ茶話会のご案内
「伝統工芸士」2種類あるってご存知でしたか?
誇り高き「伝統工芸士」の呼号。
認定されるには様々な厳しい条件をクリアしなければなりません。
が、じつは条件によって2タイプの 「伝統工芸士」 が存在するとか!?
着物屋の私達も知らなかった驚きの事実!
今回はコロナ対策をしつつ、講師を招き、少人数形式にてお話を伺います。
参加ご希望の方は、お店までお電話ください。
お申込はこちら03-6450-5763