みなさん、こんにちは。
この時期ともなると、気温も一段と下がり、紬の暖かさがより感じられるとともに、羽織やコートでのお出かけも楽しみになる頃ではないでしょうか。
11月は下記の催事を中心に、今月も選りすぐりの作品を展示して参ります。
Abi Metal Works (アビ メタル ワークス)
11月1日(火)〜29日(火)
「丸」をモチーフとした美しいメタルアクセサリーを制作するAbi(山形 亜瞳)さんの作品が入荷いたします。
この度、国家資格(貴金属装身制作技能士1級)を取得されたそうで、作品制作にさらにモチベーションが高まっているアビさんから、以下のコメントをいただきました。
「この度国家資格の貴金属装身制作技能士の一級に合格しました。とても嬉しいです。11月の催事ではみなさまにお会いできることを楽しみにしております。」
アビさんのアクセサリーは、キラキラとしたメタルではなく、すこし燻ませてあるので、帯留めとしても、洋服のアクセサリーとしても、色々なスタイルと喧嘩することなく、使い易いところが大好きです。
私は、メタルアクセサリーと聞くと、「強い」「いかつい」「ガイコツ(?)」といったイメージについ引っ張られてしまうのですが、アビさんの作品は、ぜんぜんそんな感じがありません。
強いて表すならば、
「かっこいい&かわいい」
メタルの硬そうなイメージが、デザインの「丸」で和らげられているのかもしれません。
また、使いこんでいくうちに、金属の色が変化して、味わいがでてくるのも魅力。
11月ほぼいっぱい作品展示しておりますので、ぜひご覧ください。
若い作家さんですので、ぜひ皆さまからも応援のお言葉だけでもいただけると幸いです(^ ^)
産地直送 米沢の織物
11月1日(火)〜13日(日)
当社の本社もある山形県の織物といえば、米沢織です。
米沢織の歴史は、上杉藩の上杉鷹山公の時代まで遡ります。江戸時代から各地の織り技術を取り入れつつ発展し、さらに独自の染織技術を高め、今日では着物のみならず、洋装業界においても世界中から注目を集める産地へと成長しています。
米沢では各織元が切磋琢磨し、それぞれ特徴のある織技術を高め合ってきた背景があり、そんな米沢の織物には、全国の紬愛好家からも長年愛されています。
近年では、その織りが持つ素朴さと美しさや、産地織元の方々の誠実なものづくりに対して、改めて着物愛好家をはじめ、広く染織ファンや手づくりを愛する人びとからの人気を得ています。
そんな米沢織の作品を、今回は地元山形のお店ということで、産地直送で展示できることとなりました!そして私たちもぜひ地元の織物を応援したい想いです!
ぜひこの期間に、米沢の風土を閉じ込めた織物を手に取ってみてください!
入荷例
ぜんまい紬着尺
紙布八寸帯
新田真綿紅花紬着尺
米沢紬着尺
白鷹紬雪花織九寸帯
このほかにも産地直送の米沢織が届きます。
みなさまのご来店お待ちしております。