山形の自社工房で制作する草木染め手織紬をはじめ、
全国各地からセレクトした一点ものや工芸作家作品など、
「着物好きのため」のこだわったアイテムを取り揃える「とみひろ表参道店」。
山形県山形市の自社工房「とみひろ染織工芸」にて、
全国から集った若いクリエーター達が一点一点デザインや色柄を構想し、
その都度季節で取れる草木染料を地元の野山などで採集して染色し、
自ら手織で織り上げる草木染め手織紬をはじめ、
他にはない当店オリジナル小物も多数取り揃えます。
さらに、全国各産地の染め織りから、
国画会や各工芸会の染織作家作品も好んで展示しております。
洋服と同じように、着物も自分らしく楽しみたい方へ、
いまの暮らしに自分らしさをプラスする着物をご紹介させていただきます。
また、お着物のお手入れ、着方やコーディネイトのご相談など、お気軽にご来店ください。
店舗は路面に向かってガラス張りになっており、日中は明るく爽やかな太陽の光がさし込み、
グレーと木目を基調とした落ち着いた雰囲気が漂う店内には、
ゆったりと商品がディスプレイされ、一点一点じっくりと眺めながら
奥深い染織の世界を楽しんでれば幸いです。
とみひろについて
商祖「六右衛門」は、近江日野より会津へと移り、1578年(天正6年)、
山形城下で薬種商として「冨士屋」を創業致しました。
山形の紅花・麻糸・米等の特産物を京都・大阪へと運び、
一方で、京都より呉服物を仕入れ、呉服商及び年貢米にて酒造業等へと商いを広げます。
安政元年(1854)、17代冨田伝兵衛が、
山形市六日町に「冨士屋呉服店」の暖簾を揚げ、呉服の専業に一念。
そして当23代目冨田浩志が、「とみひろ」を設立し、今日に至っています。
(「ふじや」の屋号は卸事業部門「ふじや冨宏商事」として継承)
そんな当社は、1578年創業という国内で指折りの歴史を持つ呉服屋として、
山形県白鷹町の自社養蚕所で繭を育てジャパンシルクを後世に伝える取り組みをしています。
また、本社内にある和裁工房では、お客様が選ばれた商品、またはお持ちのお着物を
自社一級和裁士による和裁部門が、確かな目と技術でお仕立て、寸法直し、お手入れを行っています。