2月23日(火)より28日(日)まで、2年ぶり、移転後初めての【貝紫展】を開催いたします。
太古から最高の染料として、極めて高貴な者のみが身に纏うことを許されたという貝紫。
当社にて保存されている貝紫は、ヒメサラレイシ貝という、その昔地中海フェニキアで産出していた貝と同種のものです。今から40年ほど前、メキシコのミステカ族という少数民族が長年守り続けてきたことがわかり、日本の調査団によって、ミステカ族とともに染められてきた大変希少なものです。
なお、この貝紫は、国内で流通するアカニシ貝由来の貝紫とは品種、採取法*ともに異なり、
ヒメサラレイシ貝は、いわゆる「帝王紫」「王の紫」と呼ばれ流通する貝紫染めの元となった原種にあたります。
着物愛好家に限らず、染織家を惹きつけてやまない幻の色。
その神秘的な色のパワーは写真ではお伝えできませんので、
ぜひお店にてごゆっくりとご覧いただきたいと思います。
*ヒメサラレイシ貝は、みずから乳白色のパープル腺液を出すため、貝を殺す必要がなく、腺液で糸を染めた後は、すぐに海に返します。そうすることで、メキシコでは生態系を損なうことなく、永く文化継承を行ってきました。
今日は、素敵な貝紫の反物と帯を拝見できてうれしかったです。
還暦に向けての赤の後に、紫をそろえたいと思案中でした。
後、数年後に、貝紫を見る機会があったら、嬉しいです。
また企画楽しみにしています。
それと一つお尋ねします。
招待状を持参の方に、プレゼントがいただけると書いてありましたが、本日そのまま帰ってきてしまいました。
楽しみにしていたのですが、いただけるのでしょうか?
3月にもそちらの方に行く用事があります。
ご返信が大変遅くなり申し訳ございません。
貝紫展ご来店誠に有難うございました。
いつでもお見せできないのが残念ですが、またのお越しをお待ちしております。
来場プレゼントお渡しできず申し訳ございません。
はい、次回ご来店の際にその旨お伝えください。ご用意しております。