和裁工房

求められる技術力と経験

とみひろグループ各店で、お客様にご購入いただいたお着物は、「とみひろ和裁工房」で一点一点丁寧にお仕立ていたします*。 職人たちは皆、国より認定された一級和裁士で、作業は分担せず、一人の職人が反物の裁断から縫製までの全てを担当します。 同じ紬と言えど生地は一つひとつ特色があるため、培ってきた感覚でその生地ならではの特徴を見極めながら、手作業で縫製を行います。

*「ハイテク仕立て」をご希望の場合は、信頼ある外部取引先にて責任を持ってお仕立てさせて頂いております。

完成したとみひろ紬は、お客様に寄りそった仕立てをしているため着心地抜群。手縫いにしか出すことのできない優しい温もりを生み出しています。 職人の長い経験と高い技術力から、訪問着はもちろん、留袖や特殊コート、羽織、単衣といったあらゆる仕立てを承っております。

より永く着て頂くために

「和裁工房」の職人は全員が女性。女性ならではの繊細さを大切にしつつ、一流の職人でなければできない、手と足で生地をピンと張りながら針を通していく"男仕立て"も採用しており、針や糸、コテはもちろん、自分の体も道具にしながら日々仕立ての作業を行っています。

そんな職人たちが願うのは、たくさんの人に、少しでも永く着物を着てもらうこと。古くなってしまっても、仕立て直すことで着物は何度でも輝きを放ちます。 この技術力を活かし、後世へ残していける質の高い着物を仕立てていくことが私たちの使命と考えています。

お仕立て実績

御祖母様のお着物と帯を、お孫様の七五三の晴れ着に仕立て替えしました。お襦袢等はお母様のご意向で、着慣れないお嬢様にも楽にお召し頂けるよう、和裁士が工夫を凝らして仕立てあげました。
バッグも御祖母様のビーズのバッグで、とても良い想い出になったと、喜んで頂きました。

「歳を重ねるとなかなか手が回らず帯を結ぶのが大変になってきて...」とおっしゃるお客様よりご相談がありました。一旦は着物を着ること自体やめようかと考えられたようですが、やっぱり自分で着ものを着たい!とのこと。和裁工房では、簡単に着用できる『つくり帯』をご提案させて頂き、お仕立てさせて頂きました。
今回はお客様より、より簡単に着用したいとのご要望があったため、胴とお太鼓を切って分ける仕立て方を採用しましたが、お好みに合わせて帯を切らずに仕立てることも出来ます。

柄合わせは和裁士の腕の見せ所です。柄をぴったりと合わせ、美しい柄行きに仕上げます。写真は振袖の柄合わせの様子。

画像は小紋ですが、お客様より「少しよそ行きにも着られるよう、訪問着風に」と。こうしたお客様の細かなご要望にお応えできるところは、経験豊富な和裁士がそろう和裁工房の強みといえます。

こちらはお客様から送って頂いたお写真です。
障害をお持ちで車いすで生活されていらっしゃいます。和裁工房では担当者から相談を受け、お写真のお嬢様と健常者のご姉妹様が共に着ることのできる振袖をご提案し、仕立てる運びとなりました。

お嬢様、ご両親が、是非喜びを伝えたいと、わざわざ仙台から山形の和裁工房まで足を運んでくださいました。お客様と直接お話しをさせて頂く機会など滅多にありませんので、ご家族様のご来訪は、和裁士みな、感激でした。

和裁士募集

あなたの手が日本の伝統技術を守ります。

和裁工房で私たちと共に技術を磨きましょう!

未経験の方・やる気のある方も歓迎!まずはご連絡ください!

詳しくは、023-674-6255 までご連絡ください。

和裁工房

TEL 023-674-6255
住所 〒990-0031
山形県山形市十日町4丁目1-3 2階
営業時間 9:00〜17:30
定休日 土曜不定休・日・祝祭日

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