2020/2/25 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 「美しいキモノ」掲載 / イベントのお知らせ
いつになく暖かい冬ですね。
雪の少なさに驚きつつも、染めがしやすくて助かっております。
先日は工房の庭にアカゲラさんが遊びに来てくれました。
さて、先日発売になりました「美しいキモノ」春号
今回は雰囲気の違う縦縞の着物が二点掲載されております。
百合の花をイメージした柔らかなピンクの着物
春の訪れを告げるふきのとうを表した淡いオレンジの着物
ぜひ本誌でご確認ください!
そして来月、庭多泉でのイベントが決定しております!
工房メンバーも日替わりでお邪魔します。
作品たちに込めた想いやストーリーを直接お届けできるなかなか無い機会に
メンバー一同も楽しみにしております。
詳しくは庭多泉店(TEL:023-681-4885)にお問い合わせいただくか、
庭多泉店ブログをご覧ください!
2019/10/29 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 「着物の日」イベントのお知らせ
遠くの山々が段々と色付いてきました。
山形の秋は本当にあっという間です。
先週、銀座にて開催されました「貝紫展」
ご来場された皆様、本当にありがとうございました。
工房の着物や帯を着て来てくださった方にもお会いできて、
喜びと同時に一層精進せねばと気の引き締まる思いでした。
さて、今週末は山形でのイベントです。
庭多泉で11月2日(土)に開催される「着物の日」
私たち染織工芸も「草木染め体験」のコーナーで参加いたします!
割り箸や輪ゴムを使った簡単な絞り染めで半襟を染められます。
(色は2種類からお選びいただけます)
予約制になりますので、詳しくは庭多泉までお問い合わせください。
(お問い合わせはこちら)
私達以外にも和裁工房の半襟付けや養蚕部の展示など、
普段お客様となかなかお会いできない職人達が皆様をお待ちしています。
是非遊びに来てください!
2019/10/10 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 貝紫展のお知らせ
こんにちは、染織工芸です。
朝晩はすっかり寒くなり、そろそろ冬支度を始めなければ…と
そわそわしてしまいます。
早いもので10月も半ばに差し掛かってきました。
今月末には以前ご紹介した貝紫展が開催されます。
貝紫展
2019年10月24日~10月27日 銀座かねまつホール
くわしくはこちら
貝紫という、そのものが力を持つ色をどう活かしていくか…
試行錯誤の末に織りあがった作品の数々をお見せできる機会を迎えられること
本当に嬉しく思っています。
私たちがひとつひとつの作品にこめた思いやストーリーを
ぜひ会場でご覧ください。
2019/8/23 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 「美しいキモノ」掲載のお知らせ
こんにちは、染織工芸です。
お盆が明けましたが、ジメジメとした暑さはまだ続きそうですね。
今工房は藍の収穫や養蚕の準備など、
染め織り以外にもやることが盛りだくさんです。
さて、今月20日に発売されました「美しいキモノ」秋号に
工房で織った着物が掲載されています。(P.88~89)
「映」と名付けられた黄緑色の着物は、色の濃淡で織られた地模様に注目していただきたい一品です。
そして「霞」という名のグレー地に赤茶の縦縞の着物は、ところどころに挿された色糸が遠くにかすむ景色を表しています。
どちらもぜひ手にとって見ていただきたい作品です。
そして工房では、同ページにお知らせしています「貝紫展」に向けて誠意制作中です。
メンバーがそれぞれ個性を生かした作品の数々をぜひ見にお越しください!
2017/11/14 | やまがた里山養蚕染織研究所 | フォトジェニックな冬の気配in白鷹
11月7日に立冬を迎え、昼間の日差しも、冬の儚い光に変わってきました。
立冬を迎えると、白鷹では紅葉がその彩りを深めます。
養蚕所から見える、見事に色づいた、朝日連峰・飯豊連峰。
奥に見える大朝日岳に、真っ白な冠雪が見えると、冬が来る合図です。
ひときわ寒さの凍みた先日、初氷が張りました!
いよいよ、長い冬の始まりを感じます。
・・・そして、山形の冬と言えばこれ!
研究所のお蔵の前に、干し柿を吊るしました!
この柿は、養蚕所内の柿の木から収穫したものです。
寒さの増す白鷹町ですが、陽の出る日も多く、
柔らかな冬の日差しの中で、ゆっくりゆっくり甘くなっていきます。
自然の中で、時間をかけて味わいを深めていく干し柿。
高級なスイーツにも負けない、冬のおやつです!
養蚕や、草木染、手織りも同じく。
自然の恵みから、時間をかけて生まれるものを、大切にして行きたいですね。
自然の美には、自然の素材が良く似合う!
研究所の木造の建物と、紅葉の相性は抜群です。
窓に写り込む紅葉、地面に絨毯のように振る紅葉・・・
研究所は、フォトジェニックな冬の気配で溢れています!